Sunniest PFP の概要
Sunniest PFPカラムは、高い立体選択制を有した逆相カラムです。 疎水性相互作用のほかに、水素結合性や配位子相互作用、静電的相互作用およびπ-π相互作用が化合物の分離に作用します。 C18カラムと比べ、異性体分析や親水性の化合物分析に向いている固定相です。
塩基性化合物に対しては有機溶媒濃度が移動相条件下においても、静電的相互作用により化合物を保持することが可能です。
| Sunniest PFPの物性値 | |
|---|---|
| 粒子径 | 5 µm |
| 細孔径 | 12 nm |
| 比表面積 | 340 m2/g |
| 結合層 | Pentafluorophenyl |
| USP L 番号 | L43 |
| 炭素含有量 | 10% |
| 使用pH範囲 | 2 - 8 |
PFPカラムは、フッ素原子の強い電気陰性度によりイオン交換に似た相互作用を示します。 そのため、C18 では保持しないような有機溶媒濃度が高い移動においても塩基性化合物の保持が可能です。