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製品情報   -product

SunShell 2-EP

2.6μmコアシェルカラムはサブ2μmカラムと同等な段数で、カラム圧を1/2以下にすることが可能です。

これをSFCに用いた場合、カラムin/out間の圧力差が小さく、CO2流体の密度差も小さくなるため、 分離への悪影響が少なくなります。

また、同じ圧力ではカラム長を長くできるため2倍以上の段数で使用可能です。

SunShell 2-EPの物性値
粒子径 2.6 µm
細孔径 9 nm
比表面積 150 m2/g
結合層 2-Ethylpyridine
炭素含有量 7%
エンドキャッピング Sunniest endcapping
使用最高圧 60 MPa
使用pH範囲 2 - 7.5

コアシェルはSFC分析にも最適です

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SunShell 2-EP 150 x 3.0 mm column
A methanol gradient of 2 minutes was used on the Agilent 1260 Infinity SFC system.
SFC conditions: flow rate: 4.0mL/min; outlet pressure 160 bar; column temperature 55⁰C.
Gradient program: 5.0-7.5% in 0.20 min, then 7.5-20% in 1.3 min and held at 20% for 0.2 min.
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1.7 μm porous particle 2-EP 100 x 3.0 mm column
A methanol gradient of 2 minutes was used on the Agilent 1260 Infinity SFC system.
SFC conditions: flow rate 3.5 mL/min; outlet pressure 160 bar; column temperature 70⁰C.
Gradient program: 5.0-12.5% in 1.0 min, 12.5% for 0.25 min, then 12.5-20% in 0.75 min.

SFCの分離条件はカラム出口以降のアウトレット圧を160 barに固定しています。 システムの最高圧は約400 barであるため、これらの圧力条件に当てはまるようにカラム長さや移動相流速を調節しなければなりません。

SunShell 2-EP 2.6 μm カラムは他社1.7 μmカラムに比べ、1/3のカラム圧しかかかりませんのでカラムを長くすることができ、 さらに流速も上げることができます。このようにコアシェルカラムはSFCの分析条件を決定する際の自由度が高くなり、分離の向上が期待されます。

上記の分離比較ではSunShell 2-EPはピーク幅が狭く分離度も高く、13番と14番のピークも完全分離しています。