2.6μmコアシェルカラムはサブ2μmカラムと同等な段数で、カラム圧を1/2以下にすることが可能です。
これをSFCに用いた場合、カラムin/out間の圧力差が小さく、CO2流体の密度差も小さくなるため、 分離への悪影響が少なくなります。
また、同じ圧力ではカラム長を長くできるため2倍以上の段数で使用可能です。
SunShell 2-EPの物性値 | |
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粒子径 | 2.6 µm |
細孔径 | 9 nm |
比表面積 | 150 m2/g |
結合層 | 2-Ethylpyridine |
炭素含有量 | 7% |
エンドキャッピング | Sunniest endcapping |
使用最高圧 | 60 MPa |
使用pH範囲 | 2 - 7.5 |
SFCの分離条件はカラム出口以降のアウトレット圧を160 barに固定しています。 システムの最高圧は約400 barであるため、これらの圧力条件に当てはまるようにカラム長さや移動相流速を調節しなければなりません。
SunShell 2-EP 2.6 μm カラムは他社1.7 μmカラムに比べ、1/3のカラム圧しかかかりませんのでカラムを長くすることができ、 さらに流速も上げることができます。このようにコアシェルカラムはSFCの分析条件を決定する際の自由度が高くなり、分離の向上が期待されます。
上記の分離比較ではSunShell 2-EPはピーク幅が狭く分離度も高く、13番と14番のピークも完全分離しています。