SunShellシリーズではペプチド分析用カラムとして、C18-WP, HFC-16をラインナップしています。 16nmの細孔径とHexa-Functional等のボンディング技術により、ペプチド分析に使いやすいカラムとなっております。
Hexa-Functional C18 は6個の官能基を持ち、6本の足でシリカゲルに結合する形になります。6カ所のシロキサン結合により耐酸性を高めました。
C18アルキル基の結合密度が約半分となっている高分子用カラム(HFC18)は、通常のC18とは異なる分離をします。 ペプチド・ポリペプチドの分離には、疎水性の高過ぎないC8やC4を用いた方が試料の回収率や分離が良いことが多く、 SunShellの高分子用カラムのHFC18も同様に結合密度を下げているため疎水性が低くなっており、良好な分離を示します。
コアシェルシリカ | 結合相 | ||||||||
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粒子径(µm) | コア径(µm) | 細孔径(nm) | 比表面積(m2/g) | 固定相 | 炭素含有量(%) | 結合密度 (μmol/m2) | 使用最高圧(MPa) | 使用pH範囲 | |
C18-WP | 2.6 | 1.6 | 16 | 90 | C18 | 5 | 2.5 | 60 | 1.5 - 10 |
HFC18-16 | 2.6 | 1.6 | 16 | 90 | C18 | 2.5 | 1.2 | 60 | 1.5 – 9 |
エンドキャッピングはいずれもSunniset endcapping |
(※)内径4.6mmのカラムの耐圧は 50MPa, 7141psiになります。
C18アルキル基の結合密度が約半分となっている高分子用カラム(HFC18)は、通常のC18とは異なる分離をします。 ペプチド・ポリペプチドの分離には、疎水性の高過ぎないC8やC4を用いた方が試料の回収率や分離が良いことが多く、 SunShellの高分子用カラムのHFC18も同様に結合密度を下げているため疎水性が低くなっており、良好な分離を示します。